ご飯は、パンや麺などと比べて腹持ちが良いとされています。
腹持ちが良いと長時間満腹感が続くため、ダイエットやスポーツにも最適です。
そこで今回は、なぜご飯は腹持ちが良いのかご紹介します。
▼ご飯の腹持ちが良い理由とは
■よく噛んで食べる必要がある
ご飯をよく噛むと、唾液に含まれる消化酵素がでんぷんを分解し始めます。
また、噛むことで脳に「食べている」という信号が伝わり、満腹中枢が刺激されます。
満腹中枢は胃や腸の伸縮や血糖値などの情報を受け取り、食欲をコントロールする部分です。
よく噛んで食べると満腹中枢が早く働き始め、少量のご飯でも満足感が得られます。
■消化や吸収に時間がかかる
ご飯はお米の細胞質に包まれたでんぷんからできています。
細胞質は消化酵素に強い抵抗力があるため、体内で溶かすのに時間がかかります。
その間でんぷんは消化されずに胃や小腸に留まるため、消化や吸収に時間がかかり長時間満腹感が続くのです。
■血糖値の上昇が緩やか
ご飯は消化や吸収に時間がかかるため、血糖値の上昇も緩やかです。
血糖値が急激に上昇すると、インスリンというホルモンが分泌されて血糖値を下げます。
しかし、インスリンの分泌が過剰になると、血糖値が低下しすぎて空腹を感じます。
つまり、血糖値の上昇が緩やかなご飯を食べることでインスリンの分泌が抑えられ、空腹を感じにくくなるのです。
▼まとめ
ご飯は、よく噛んで食べる必要がある・消化や吸収に時間がかかる・血糖値の上昇が緩やかといった理由から、腹持ちが良いとされています。
パンや麺と比較してもご飯の方が腹持ちが良いため、ダイエットやスポーツ時の食事に最適です。
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