炊飯器には、早炊き機能が備わっている機種が多くあります。
早炊きと普通炊きではそれぞれ特徴が異なるため、違いについて知りたいという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、早炊きと普通炊きにはどのような違いがあるのかについて解説します。
▼早炊きと普通炊きの違い
■炊き方の工程
早炊きと普通炊きの最大の違いは、炊き方です。
普通炊きの場合は、米を浸水させる・水の温度を上げて沸騰させる・炊き上げる・蒸らすまでの工程が順番に行われます。
一方早炊きは、吸水と蒸らす工程を短くするまたは省くことで、時間を減らして炊き上げます。
■味・食感
米の浸水時間と蒸らしの時間が異なるため、ご飯の食感と味が変化します。
早炊きは浸水時間が短いため、普通炊きよりもご飯が固めに炊き上がるでしょう。
また蒸らす時間が少ないことから、水分が均一にならず水っぽく仕上がる可能性もあります。
一方の普通炊きは吸水時間が長いため、うまみと甘味を引き出しふっくらとしたおいしいご飯に炊き上がるでしょう。
もちろん、早炊きをする前に15分ほど水にお米を浸すことで、普通炊きに近いご飯に仕上がります。
■炊き時間
早炊きは、普通炊きに比べて半分以下の時間で炊き上がります。
普通炊きの炊飯時間は約40~60分ですが、早炊きは約20~30分で炊き上げることが可能です。
忙しくて時間がない場合は、早炊き機能を活用すると良いでしょう。
▼まとめ
炊飯器の早炊きと普通炊きには、炊き方の工程・味や食感・炊き上がりまでの時間などに違いがあります。
炊飯にかかる時間や食感など、シーンによって使い分けましょう。
『株式会社山田農園』では、お客さまのニーズに合ったお米を生産・販売しておりますので、ぜひお問い合わせください。

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