お米を洗った時に出る汁のことを、研ぎ汁と呼びます。
「研ぎ汁はそのまま捨てている」という方も、多いのではないでしょうか。
しかし、研ぎ汁にはさまざまな活用方法があります。
そこで今回は、お米の研ぎ汁の活用方法についてご紹介します。
▼お米の研ぎ汁の活用方法
■食材の下茹で
えぐみやアクのある食材は、下茹でをする必要があります。
お米の研ぎ汁は、下茹でにピッタリです。
研ぎ汁にはでんぷんが含まれており、えぐみやアクを中和させる効果があります。
さらに野菜の甘みをアップさせることもできるので、研ぎ汁で下茹でをするとよりおいしくなるでしょう。
■洗い物
研ぎ汁には、でんぷんだけではなくタンパク質も含まれています。
タンパク質には界面活性剤と似た役割があるため、洗い物にも使用できます。
研ぎ汁に食器を約15分つけておくことで、油汚れも落としやすくなるでしょう。
■手洗い
研ぎ汁には、保湿効果と洗浄効果などが期待できます。
そのため、研ぎ汁で手洗いすると汚れを落としながら乾燥も防げるでしょう。
研ぎ汁を容器にためておけば、手をすすぎたい時に活用できます。
■水やり
研ぎ汁は、栄養が含まれているので植物の水やりにも最適です。
ただ、そのままあげてしまうと栄養が多すぎてしまうので、水で薄めたり数日開けて与えたりしましょう。
▼まとめ
お米の研ぎ汁の活用方法は、食材の下茹で・洗い物・手洗い・水やりなどです。
さまざまな活用方法があるので、捨てずに使用してみましょう。
『株式会社山田農園』では、土壌作りからこだわったお米の販売を行っています。
甘みや香りの良さが特徴なので、おいしいお米をお探しの方はぜひお試しください。