ご飯が炊きあがった後には、蒸らすという工程があります。
「蒸らすことでおいしくなる」と、聞いたことがある方もいるでしょう。
そこで今回は、炊きあがったご飯を蒸らす理由と注意点についてご紹介します。
▼炊きあがったご飯を蒸らす理由
ご飯を炊くときはお米に水を加えて加熱しますが、このときお米の表面には水分が多く中心部には水分が少ない状態です。
そのため、そのまま食べると表面はふやけていて中心部は固くパサパサします。
炊きあがったご飯を蒸らすことでお米の中に水分を均一に含ませ、お米の粒感がありふっくらとした食感になります。
▼ご飯を蒸らす際の注意点
■蒸らし機能が付いた炊飯器は蒸らさなくてよい
最近の炊飯器には、蒸らし機能が付いているものが多いです。
この場合、炊飯器が自動的にご飯を蒸らしてくれるため、炊飯器の表示が「保温」になったらそのまま食べられます。
蒸らし機能が付いていない炊飯器は、炊きあがった後10分程度蒸らしましょう。
■途中で蓋を開けない
ご飯を蒸らす際は、途中で蓋を開けないようにしましょう。
蓋を開けると熱や蒸気が逃げてしまい、ご飯の温度が下がったり水分量が不足したりします。
ご飯の品質や味わいが損なわれ、炊きあがりにもムラが出てしまいます。
▼まとめ
炊きあがったご飯を蒸らすのは、お米の中に水分を均一に含ませてふっくらとした仕上がりにするためです。
ただし蒸らし機能が付いた炊飯器では蒸らす必要はなく、途中で蓋を開けると熱や蒸気が逃げてしまうため注意しましょう。
『株式会社山田農園』では、自然豊かな環境で育ったおいしいお米を販売していますので、ぜひ一度味わってみてください。

TOP